ハンドメイドアクセサリーの始め方①/必要な工具・道具について | 2LDK 小さな二人暮らし

ハンドメイドアクセサリーの始め方①/必要な工具・道具について

blue scissors 園芸・手芸
Photo by Jess Bailey Designs on Pexels.com

ハンドメイドでアクセサリーを作りたいけれど、初心者だから何から始めたらいいのか分からない…

そんな疑問にお答えします!

最初はどんな道具が必要なのか、どこで購入すればいいのか等、分からないことがたくさんありますよね。

私は時間のある時に、趣味でハンドメイドアクセサリーや小物を作成したり、気に入った作品を販売していたことがあります!

その経験をもとに、趣味や副業でハンドメイドに挑戦したいと考えている方へ向けて、最低限必要な工具・道具をお教えします

レジンやパーツを組み合わせて作るアクセサリー

ハンドメイドアクセサリーと一口に言いましても、様々なジャンルがあります。

今回ご紹介するのは、レジンや市販のパーツを組み合わせて作るアクセサリーに必要な工具・道具についてです。

作れる作品の一例

レジンとパーツを組み合わせて、自分好みの小物入れが作れます。

レジンとパーツを組み合わせて作った小物入れ

市販のパーツを組み合わせてピアスも作れます。

パールとスワロフスキーのピアス

レジンでオリジナルパーツを作ることもできます。

レジンで作ったクマちゃん

最初にそろえたい道具

アクセサリー作りに必要な道具

平ヤットコ、丸ヤットコ、ニッパー

パーツを組み合わせる際に使う工具です。

平ヤットコは、Cカンや丸カンという小さな丸い金具の開閉に使います

Cカン、丸カンはパーツ同士を繋ぐときに使う金具です。

丸ヤットコは、Tピンやワイヤー等を丸めるときに使います

ニッパーは、Tピンやワイヤーを切断するときに使います

工具は手芸店やネットで入手できます。

工具は一本ずつ購入するより、セット販売の購入がオススメです。

セット販売の多くはケース付きなので、収納に困ることもなく便利ですよ。

ビーズトレイ

ビーズトレーは、パーツが転がったり無くなったりすることを防いでくれます

小さなパーツを扱うことが多いので、トレイがあった方が作業がはかどります。

選ぶポイントは、ふちがあり表面が起毛素材になっているトレイです。


三角トレイ

三角トレイは、小さなパーツの仕分けに使います

自宅にある物で代用もできますが、作業後パーツをしまう際に角を使って容器に流し込めるので、三角トレイの方が後片付けがラクチンです。

100均にも売っていますので、ケチらずに購入することをオススメします!

金具

パーツ同士を繋げるのに必要な丸カン・Tピンなどの金具は、パーツに合わせて大きさや太さを変える必要があります。

最初のうちは、どれを選べばいいのか分からないので、色々な大きさや太さがそろっているセット販売している金具の購入がオススメです。

100均でもパーツは販売されていますが、太さが選べなかったり、太すぎて丸めるのが難しかったりするので、手芸店などで購入する方がいいと思います。

接着剤

接着剤は用途に応じて使い分ける必要がありますが、アクセサリー作りに関しては、乾燥すると無色透明になり、金属同士・金属と樹脂の接着ができる物を選びます

一般的に、硬化時間が長いタイプ、2液混ぜて使うタイプの方が強度が高いです。

私がピアスを作る時に使っている接着剤は、エクセルエポという2液混ぜて使う接着剤です。

エクセルエポは硬い素材(金属やガラスなど)の接着に向いていて、接着の強度も高いのが特徴です。

スーパーXゴールドは、硬化が早く液も垂れにくいので初心者でも使いやすい接着剤です。

プラスチック、金属、陶磁器、布など幅広い素材に使えるので、1本持っておくと心強いです。

定規

定規は、材料をカットする際に使います

15cm~30cmあれば十分です。私は15cmを使っています。

長さをはからずに材料をカットして短すぎ、長さ不足でやり直し…なんてこともあるので、作業に慣れるまでは意外と使う道具です。

レジンに必要な道具

レジン液

ソフトタイプとハードタイプがありますが、最初にハードタイプを購入しましょう

柔らかいアクセサリーパーツが必要な場面は多くないと思うので、必要になった時にソフトタイプの購入を検討するのがよいです。

レジン液を選ぶポイントは、品質のよいレジン液を選ぶこと

実は、レジンは紫外線や熱など様々な原因で劣化します。よくあるのが、黄変(黄色く変色してしまう現象)です。

オススメはパジコの「星の雫」です。星の雫は黄ばみが出ずらいレジン液なので、迷ったら星の雫を1本購入しておけば大丈夫です。

LED&UVランプ

レジン液を硬化するときに使います。

大きさも色々なのでお好みの物を購入してほしいのですが、1台目はペン型ライトを購入しないでください

ペン型ライトだけだと、硬化までずっと手で持っていないといけないので単純に不便です。

電球が複数ついていて、まんべんなく照射するライトを購入した後に、補助用としてペン型ライトを購入してくださいね。

調色パレット・スティック

レジンの着色などに使います。

スティックの代わりに爪楊枝、パレットの代わりに使い捨てのお弁当のおかずカップを使うこともできますが、スティックはあった方が作業がしやすいと思います。

100円均にも売っているので、買っておくと便利ですよ!

レジン着色剤

レジン液は透明なので、色がほしい時は着色剤を混ぜて色を作ります。

マニキュアやジェルネイルを混ぜることもあります。

基本色がセット販売されているので、ひとつ持っておくと作品の幅が広がると思います。

モールド(型)・レジンフレーム・やすり

ピアスやイヤリングを作るのであれば、モールドがあると便利です。

モールドとは、シリコン製の型です。一方、レジンフレームは、底なしのデザインフレームです

種類は少ないですが、モールドもレジンフレームも100円均で購入することができます。

やすりは、仕上げやバリ取りに使います。

モールドから硬化したレジンを取り出すと、バリが残っているのでやすりをかける必要があります。

やすりは紙やすりや、ネイルで使うやすりなど、使いやすい物をひとつ準備しておくと安心です。

手袋・マスク

レジン液を扱う際に、気を付けなければならないことが2つあります。

  1. レジン液が肌に触れることで、レジンアレルギーを発症する可能性があるため、素手での作業はNG
  2. レジンは硬化する際に有機ガスが出るため、換気をする

レジンアレルギーを発症すると、湿疹や水ぶくれ等の症状が全身に現れるそうです。

ところで歯医者さんで歯の治療をするとき、白い詰め物をすることがありますよね?

あの白い詰め物の正体はレジン。レジンアレルギーになったら、歯科用レジンにもアレルギー反応が出てしまうため、白い詰め物が使えなくなってしまいます。

mochi
mochi

私は極薄タイプのビニール手袋を使っています。

レジンって危険なの?と心配になる方もいらっしゃると思いますが、オススメした星の雫は専門機関で安全性の試験を行っていますので、手芸クラフト用のレジン液を正しい方法で使用すれば問題ないと思います。

UV-LEDレジン『星の雫ハード』につきましては、完全硬化させた樹脂について『皮膚への刺激性(炎症性)』や『感作性(アレルギー性)』の試験を専門機関で行ない、皮膚等に接触するアクセサリー製品として安心・安全にご使用頂ける製品であることを確認しております。

【パジコ】UVレジン、UV-LEDレジンに関するお知らせ( https://www.padico.co.jp/info_resin/

そして、マスクについてですが、バリ取りをする際に粉が舞うので不織布マスクをしています。

大量にバリ取りをしたり、大きな作品を硬化する場合は、防塵・防毒マスクが必要になる可能性が高いですが、アクセサリーや小物作製で短時間・少しの量を扱うのであれば、手袋をして室内換気をすれば大丈夫です。

パジコのQ&Aにも掲載されていました!

Q.有機ガスが、発生するのでマスクが必要という説がありますが換気で防げる程度でしょうか。

A.作業環境やUVレジンの使用量によりますが、一般的なUVレジンクラフトでは、窓を開けるなどの室内換気でだいじょうぶです。ただし、体質的に敏感な方もいらっしゃいますので、万一、体調に不調を感じたらすぐにご使用を中止してください。

【パジコ】UVレジン、UV-LEDレジンに関するお知らせ( https://www.padico.co.jp/info_resin/
mochi
mochi

換気が不十分で頭痛になったことがあるので、みなさんも注意して作業してください!

ネイルチップスタンド

レジン作品の表面をコーティングする際に、あると作業しやすいです。

無くてもいいけど、100均で購入できるので購入することをオススメします。

クリップを使ったり色々試しましたが、私はネイルチップスタンドが一番使いやすかったです。

レジンの道具はスターターセットが便利

レジンはスターターセットが充実していて、必要な道具だけの商品、パーツもセットになっている商品など色々あります。

予算と相談して好みのスターターセットを購入するのがよいと思いますが、パーツ無しのスターターセットの方が使い勝手がよいです。

セットのパーツは、使わない・好みではないパーツが入っていることもありますし、作る作品に応じて自分でパーツを選ぶ楽しさもあるので、パーツ無しセットの購入がオススメです。

最後に

最初にそろえる必要がある工具・道具がたくさんあるので準備が大変ですが、スターターセットを活用すれば、簡単に始めることができます。

また、最近の100均はレジンに使うモールドや金具が販売されているので、お試し・練習用に便利です。上手に組み合わせれば、費用を抑えつつハンドメイドを楽しむことができますよ。

平ヤットコなどの工具は、購入したあと長くお付き合いしていく工具なので、持ち手の色が好みなどお気に入りの1本が見つかるといいですね!

mochi
mochi

次回は「パーツの仕入れ先について」です!

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