生活を守るための重要貯金「生活防衛資金」金額の決め方や注意点について | 北海道で小さな暮らし

生活を守るための重要貯金「生活防衛資金」金額の決め方や注意点について

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貯金生活を始めた方に真っ先に貯めてほしい貯金が生活防衛資金です。

ご自身の生活を守るために必要な大切な貯金になりますので、貯めておくべき金額や注意点について詳しく解説します。

生活防衛資金とは

突然の失業や病気などで収入が途絶えた場合に備える資金です。

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被災してしまって生活の見通しが立たない

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仕事を失ってしまった…

など、予期せぬ出来事は誰にでも起こりうる可能性があります。突然の出費に備えが無ければ、老後のための貯金を崩したり、最悪の場合、出費に対応するために借金をしてしまう…なんてこともあるかもしれません。

突然訪れるピンチに備えて、ある程度まとまったお金の準備があれば安心ですよね◎

リストラされても、貯金があれば生活費にあてることができます。また、お金があれば「お金」に対するストレスも軽減されますし、時間をかけて転職活動ができ良い再スタートをきることもできます。

生活防衛資金はご自身の生活を守るためにとても重要な資金となります。

生活防衛資金は、いくら貯めればよいのか

貯める金額については色々な意見があると思いますが、個人的には最低でも給与6ヵ月分準備しておけばOKかと思います。

我が家も給与6ヵ月分のお金を、貯金用の口座とは別の口座に入れており、いつでも引出せるようになっています。

なぜ給与6ヵ月分なのか

失業保険が出るまで最長で3ヵ月。もしもの入院の場合は、平均在院日数が31.9日(※1)

平均在院日数は高齢者の日数も入っているので長いですが、私たち夫婦は30代なので、もっと入院日数が少なくなる可能性が高いです。

失業保険が出るまでの期間と入院日数を考慮して、最低6ヵ月分で設定しています。

共働きか一馬力か?会社員か自営業か?など家庭環境で貯める金額は変わってきます。それぞれの状況を考慮して目標金額を設定してみてください。

※1 生活保険文化センター https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/medical/3.html

給与6ヵ月分が最低ライン。1年分の貯蓄があれば安心。

貯金のモチベーションの保ち方

貯金へのモチベーションが下がると、お金があるから…と無計画にお金を使ってしまう可能性も無きにしも非ずなので、私のモチベーションの保ち方をご紹介します。

目標・夢・願望をはっきりさせる

いつまでにどうなっていたいのか、具体的に考えて書き出しています。

  1. 貯めたい金額
  2. なぜ貯めるのか、貯めたらどう使うのか
  3. いつまでに貯めるのか
  4. 達成する為にどのように行動するの

くじけそうになったら、上記1~4を見返します。

もしもの時を考えて不安を煽る

マイナス思考も良い面があると思っています。リスクを考えて事前に準備しよう!という気持ちになりますから。

私は夫や自分が働けなくなったとか、病気になった場合、身内に何があった場合などを想定して、どれくらいお金がかかるのか計算して不安を煽ります。

電卓で計算すると具体的な数字が分かるので、どうしたらいいのかアレコレ考えて気持ちが引き締まります。

注意点

私が生活防衛資金の準備で気を付けている点をご紹介します。

預金(現金)で準備する

生活防衛資金は万が一の時、すぐに使えるよう準備した方が良いです。そのため、株などではなく預金(現金)で保管しています。

生活防衛資金用の口座を準備する

もしもの時に使うお金なので、いつも使用している口座や貯金用の口座などとは別の口座で準備します。我が家はゆうちょ銀行が生活防衛資金用、ソニー銀行が普段の貯金用と分けています。

夫婦の場合、夫・妻で口座を分ける

これから着手予定なのですが、夫婦の方は生活防衛資金を夫名義の口座、妻名義の口座で分けて管理しようと思います。理由としては、万が一、夫もしくは妻が死亡した場合に困ると考えたからです。

妻(私)が死亡した場合、妻名義の口座に全ての生活防衛資金が入っていたら、お金がすぐに必要な夫が、預金を引出すことができないですよね。

まとめ

  • 生活防衛資金は、最低でも給与6ヵ月分を貯める
  • 現金で準備すること
  • 生活防衛資金専用の口座を用意する

お金が全てではないけれど、お金があれば助かることも多いです。

備えあれば憂いなし、ということでコツコツと準備していきましょう。

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