雪が降る前にちょっと遠出したいなーとずっと考えていて、帯広美術館で「リサ・ラーソン展」が開催されていたので、これを口実に帯広へ出かけてきました。
帯広は通り過ぎるだけで、観光したことがなかったので、行くと決めてからはずっとワクワクが止まらず。
せっかくだから、やりたいこと全部やろうと思い、真鍋庭園も行ってみることにしました。
紅葉が美しかった庭園
帯広駅からバスで真鍋庭園まで移動。
入園チケットを購入したかったのですが、窓口に誰もおらず奥の方で何かやっている様子。何度も大きな声で呼ぶものの、誰も反応しないし。窓口から中を覗いて、目があったのに無視って印象悪い!ずごく嫌な気分になりました。
しかたがないので、建物へ入り声をかけ無事に入園。
朝ドラは観ていないので、詳しくは分からないのですが、「なつぞら」で使用された天陽くんのお家などのセットがありました。
妹が「なつぞら」ファンだったので、写真を送ってあげたら喜んでました。
庭園内はとても広いですが、写真のように矢印の案内板があるので、ルートから外れることもなく回れます。
ちょうど紅葉の季節で、あちこち綺麗にに葉が色づいていて見ていてとても楽しかったです。
園内にある建物も美しく、見ごたえがありました。周りにある植物と調和していて、別世界に来たみたい。じっくり見て回れるし、現実から離れて夢のような世界に没入できたので、一人で来てよかったと思いました。(夫はお留守番)
滞在時間:約1時間
Googleマップで見つけたパン屋
真鍋庭園を出た後は、Googleマップで見つけたパン屋さん「麦音」へ徒歩移動。
後々知ることとなりますが、帯広の有名店だったらしい。知らずに来店したところ、人の多さにびっくり。
というか、パン屋なのに敷地が広い!暖かいお天気のいい日は、芝生の上でパンを食べながらゆっくり過ごせそうです。
あいにく来店した日は、初雪になるかもしれないとの天気予報があり、風も強く寒い日でした。が、揚げたてのカレーパンの美味しさを逃すことは許されないと思い、外のベンチに座って食べました。
サクサクなのに脂っこくなく、ゴロっとした大きなお肉まで入っていて美味しかったです。揚げたパンが美味しいお店とクロワッサンが美味しいお店は信用していい、というマイルールがあり、麦音は合格店リストに追加されました(上から目線で申し訳ないです)
夫へのお土産も含めて、気になったパンは手当たり次第購入。合計2,303円のお買い上げでした。
話はそれますが、私が今まで食べたクロワッサンで一番美味しかったのは閉店してしまったチェットベーカリーのクロワッサンです。江別在住時、家の近くにお店があったので頻繁に通っていました。
何を食べても美味しい。だいたいパンの味なんて、どのお店でもなんとなく予想が付きますが、チェットベーカリーのパンは、こちらの予想を超えたお味で、初めて食べた時は衝撃的でした。パンに感動する日がくるなんて思ってもみなかった。
閉店してからは、あのクロワッサンに近しい味・食感のクロワッサンを求めて彷徨う日々です。
真鍋庭園→麦音まで徒歩約18分/滞在時間:約20分
クランベリーに行ってみたい
帯広帰りの人々がよく手にしている紙袋。紙袋には「クランベリー」と書かれており、いつも気になっていました。
帯広近辺のお菓子屋さんと言えば、六花亭や柳月というイメージだったのですが、クランベリーも人気のお菓子屋さんだと職場の方に教えてもらいました。
ということで、さっそく行ってきましたよ。
麦音から徒歩で「クランベリー弥生通り店」へ移動。ひとり旅は自分の足が重要な交通手段です。
スイートポテトが有名らしいですが、来店するお客さんはほぼソフトクリームを購入していました。
寒くてもアイスは食べるよね。
ショーケースに並ぶカットケーキも美味しそうでした。
スイートポテトは一本丸まる購入になります。カット売りしていないので、購入は断念。二人で食べるには多すぎる。
今回は焼き菓子を買って帰りました。
昭和な雰囲気がプンプンする箱が可愛い。最高だよ。シャンルルはクッキーで、お味はレーズン・クランベリー・チーズの3種類でした。
私が購入したのはレーズン。レーズン大好き。
開けてみたら、個包装にはなっていませんでした。個包装じゃなくて全然いいけれど、湿気らないように気をつけないといけませんね。
食感がサクサク。1枚が大きいので、食べ応えがあります。
店内で購入した商品は発送もできたので、遠方に住む母親にもシャンルル2箱を送りました。サクサクで美味しかったと連絡がありました。
しっとり系のクッキーも美味しいけれど、やっぱりサックサクのクッキーが一番美味い。
次回訪問時も買いたい一品。
麦音→クランベリーまで徒歩約8分/滞在時間:約15分
寄り道からの美術館
あちこち寄り道をしながら歩いて、美術館へやっと到着。
休日でしたが混雑しておらず、観覧しやすかったです。リサの作品の他に、夫のグンナル・ラーソンの絵も展示されていました。
グンナルの絵の前に立ったら、ものすごいパワーを感じて泣きそうになった。泣きそうになった理由はよく分からんが、絵を見て心が激しく揺さぶられたのは初めての経験。観に行って良かった。
物販ブースはやや混雑。ポストカードとマグネットを購入しました。
どこかへ出かけたらポストカードを買う習慣があります。コレクションしていて、たまに見返して思い出を愛でています。場所もあまりとらず、1枚数百円程度なので、続けやすい点がお気に入りです。
クランベリー→美術館まで徒歩約20分/滞在時間:約1時間10分
夕方の街中を駅まで歩き、豚丼を食す
風はあるもののお天気はいいので、駅まで歩きました。
途中、地球屋という雑貨屋さんに寄り道。品揃えもよくて、クリスマスのスノードームを買うか散々悩み、結局止めて駅までてくてく歩きました。
駅に着いたものの乗る予定の特急が来るまで時間があるし、小腹も空いたので、食事をすることに。
駅チカの「ふじもり」へ行きました。知らなかったのですが、メロンソーダがサービスで出てきます。嬉しい。
帯広に来たからには豚丼でも食べておくか、と思い豚丼をオーダー。
お味噌汁と漬物もセットでついています。肝心のお味ですが、美味しいけれど好みが分かれそうな味だと思いました。
他の地域で食べる豚丼とは全然違う。味にパンチがある。甘辛タレのような万人受けしそうな優しい味ではなかったです。もしかしたら、お子様は苦手かもしれない。
それより気になったのはチョコレートパフェ。食後のデザートに食べてるグループも多く、来店早々チョコパフェだけ注文しておしゃべりに花を咲かせるマダムもおりました。
昔ながらの定番チョコレートパフェって感じだったので、次は絶対に食べたい。お腹が苦しくなかったら、追加注文したのに~食べられなかったのが悔やまれます。
使ったお金と歩数
交通費込みで21,755円の出費でした。
帯広市内の移動は徒歩が中心。歩数は約23,000歩でした。よく歩きました。さすがに翌日は疲れのせいで寝坊をし、体がちょっと重かったので、ゆっくり過ごしました。
久しぶりに一人で遠出してきましたが、とっても充実した日となり大満足です。宿泊しない日帰り旅行は気軽に行けるし、自分のお布団寝たい派の私には都合がいいです。
12月2日から始まる「深堀隆介展 水面のゆらぎの中へ」も鑑賞に行きたいので、帯広再訪問を楽しみに仕事を頑張ろうと思います。
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